鋼の錬金術師のあらすじとネタバレ

幼くして失った母親を蘇らせようとしたエルリック兄弟。

母親を蘇生させる事も出来ずまた自らの身体まで持っていかれてしまい、元の身体に戻る為旅を続ける兄弟の姿は涙を誘います。

「人は何かの犠牲無しに何かを得ることは出来ない」
このセリフにグッときました。

マンガでここまで自分の生き方について考えさせられたものは今までありませんでした。

何かを求めるなら自分もそれなりに努力をしなくてはいけない、という当たり前の事なのですが親が当たり前のように世話を焼いてくれる自分と親のいないエルリック兄弟とを比べるとなんてこの兄弟は大人なんだろうと思わされます。

そしてエルリック兄弟のお互いを思いやる気持ち、これこそ「絆」です。

最後自分の「錬金術」と引き換えにアルフォンスの身体を取り戻したエドワードの姿は物凄くカッコ良かったです。