名前を聞くとぞっとする致死量ドーリスをコミックスで読みたい人注目まんが王国とめちゃコミのサイトでスマホでも作品を楽しむことができるんですよ!

致死量ドーリスとは

はるか昔、10年以上前に漫画好きのタレント吉川ひなのさんが雑誌でおススメされていたのがきっかけで読んだ漫画が致死量ドーリス(楠本まき)でした。

余白が多くて、絵の線が細くて繊細で、独特のムードの流れる漫画です。漫画の世界に引き込まれてしまうような感覚に陥りました。

主人公は普通の今時の(ちょっとチャラい)若者「岸君」と謎めいた美しい美大生「蜜」。岸君が蜜をバイト先でナンパするところからこの2人のラブ?ストーリーが始まります。

「ラブ?ストーリー」とはてな付きで書きましたが、蜜はどうやら所謂ボーダーライン・パーソナリティー障害ではないかと思われます。明確な病名は出てこないですが、蜜の行動は岸君が好き、というよりは依存のような感じ。

岸君は最初どこにでもいる明るい青年でしたが、蜜の美しさと不思議な魅力にどんどん溺れていき、最後は衝撃的な結末を迎えます。

白昼夢のような漫画です。

心に残る一冊になると思いますよ。